部門および社員紹介

新卒採用
エントリーフォーム
キャリア採用
エントリーフォーム
飛躍したのは会社だけじゃない

飛躍したのは会社だけじゃない

製造1部 塗装検査課
2003年入社

塗装職人の腕の見せ所 塗装職人の腕の見せ所
 気がつけば勤続20年が経ちました。今ではグループリーダーという役割で製造現場のリーダーを任されています。私が入社した20年前のレイズエンジニアリングはもっと町工場みたいな感じでしたが、この20年で従業員数、生産設備や能力は大幅に増え、製造技術も進歩しました。あらためて振り返ると、会社としての規模、レベルは随分と成長したのだと実感できます。
 私は数ある製造工程の中でも塗装グループに所属しています。塗装グループはその名の通りホイールに塗装を行うグループですが、最近では当社製品で人気のある彫刻等を行う加飾工程も担当します。当社はそういった多彩な塗装色と加飾技術によって製品アイテム数が多く、いわゆる多品種小ロット生産を行っています。ロットあたり多くて100本、少ない時は4本にもなる少ロット生産なので「手で塗った方が速い」と思われがちですが、一つ一つの仕様や形、サイズに合わせて均一に仕上げていく為に「ロボット」を活用して生産しています。ロボットを活用するにはその種類ごとにプログラムを作り込んで設定しなくてはならず、またその都度、ロボット治具の交換、塗装ノズルの位置調整、塗料の交換などの段替え作業を一日に何度も行わなくてはなりません。量産のラインでは1回の段替えで何百本、何千本ものホイールを一気に塗るので生産効率は良いのですが、ここではその段替え作業を一日に何回も繰り返すので生産効率が低くなりがちです。そこで、その段替えをいかにスピーディーに効率良く行い、かつすべてを良い品質に仕上げることができるかが、我々塗装職人の「腕の見せ所」なのです。
塗装職人の腕の見せ所
人との繋がりを大事に 人との繋がりを大事に
 20年間塗装業務に従事している間に、設備の改修プロジェクトが2度ありました。1度目は新人の頃で何をやったのか覚えていないくらい何も出来ませんでした。2度目の改修では今のグループリーダーという立場で臨みました。老朽化した設備の入れ替えや、新規開発設備を設置・稼働させる大きな工事。今では、それにどれだけの予算がかかっているか、予定通りに完了しなければどうなってしまうのかが分かるだけに物凄いプレッシャーでした。通常の仕事や生産の管理もこなしながらでしたから本当に大変でした。この20年間で学んできたものをすべて出し切り、無事プロジェクトを完了する事ができた時は本当に安堵したのと、これまでやってきたことは間違っていないと自信を得ることができました。また、2度目のプロジェクトを通して気づいたことは、人との繋がりを大事にすること。大変だった日々の中でたくさんの方たちに助けて頂きました。知識や技術だけでは良い仕事はできないと気づいたことはさらなる成長なのではと思っています。

人との繋がりを大事に 最新ライン開発をめざして
 実は、入社前は3年間美容師をしていました。朝9時から夜9時まで修行の日々、収入が低かったこともあり転職を考えたのです。この会社への応募動機は、ただ「クルマが好きだったから」でした。全くの畑違いからの転職で製造業への知識がないにも関わらず、採用されたのは本当に幸いでした。それから20年、今からこの会社をめざす方へ私から贈る言葉は「何事も極めるにはコツコツと努力が必要!」ということです。その努力の上にいつの間にか役割や収入等がついてくるのだと思います。
 今後の仕事での目標は「さらに自動化の進んだ生産効率の良い塗装ラインを開発すること。」勤続20年を過ぎてもさらなる成長を目指して、これからも「コツコツ」と頑張っていきます!