7月14日 WEC世界耐久選手権第5戦 『ROLEX サンパウロ6時間レース』の決勝レースが開催されました。
シリーズ中最も短い約4.3kmの抜きづらいコースを、当社が開発生産したホイールLMH MF22を装着したTOYOTA GAZOO Racing GR010 HYBRIDは、前日の予選にて7号車がポールポジション、8号車は2番手を獲得しフロントローを独占して決勝レースがスタート。 レース序盤、TOYOTA の2台は好ペースで走行し、3位以下のライバルを大きく引き離します。 後続に19秒の差をつけた7号車は、ドライブスルーペナルティを受けた後も首位を快走。
しかし、レース開始3時間を超えトラブル解消のため作業を行った7号車は、大きくタイムを失い18番手まで順位を落としてしまいます。代わってトップに浮上した8号車は、徐々に後続とのリードを広げ、最後までラップを重ね2位に1分8秒の大差をつける圧勝で今シーズン初優勝を飾りました。
順位を落とした7号車も猛烈な追い上げによって4位でフィニッシュしポイントを獲得。 シリーズのマニュファクチャラーランキングは、首位に4ポイント差に迫る2位にポジションアップしました。
TOYOTA GAZOO Racing. GR010 HYBRID
ROLEX 6hours of SÃO PAULO
World Endurance Championship 2024 Rd.5
14th Jul. 2024
Autódromo José Carlos Pace