9月15日 WEC世界耐久選手権第7戦 『 FUJI 6時間レース』の決勝レースが開催されました。毎戦白熱するチャンピオンシップ争いに、9月13日から15日の3日間で6万5800人のモータースポーツファンが来場しました。
TOYOTA Gazoo Racing GR010 HYBRIDは、BoP(性能調整)により出力を絞られライバルより重い車重に苦戦しながらも8号車は2番手、7号車は4番手から決勝スタート。レース中盤、チームの戦略が功を奏し7号車はライバルを攻略しトップに立ちました。
開始4時間を過ぎタイヤ、燃料ともライバルより有利な状況で終盤戦に入るも、VSC(バーチャルセーフティカー)に続き出されたSC(セーフティカー)により、各車のギャップがリセットされ残り1時間半スプリントレースの様相となる中、7号車がライバルとの接触により修復不可能なダメージを負い無念のリタイヤ。8号車は3番手まで順位を上げていましたが、フィニッシュ目前にしてドライブスルーペナルティを課せられ10位でレースを終えることになりました。
ドライバーズランキングの逆転戴冠もまだ失われておらず、マニュファクチャラーズランキングは首位と僅か10ポイント差、自力でのチャンピオン獲得も可能です。 11月2日、タイトル防衛を懸けた最終戦「バーレーン8時間レース」が開催されます。
TOYOTA GAZOO Racing. GR010 HYBRID
6hours of FUJI
World Endurance Championship 2024 Rd.7
15th Sep. 2024
Fuji Speed Way