11月2日 WEC世界耐久選手権最終戦の第8戦 『 BAHRAIN 8時間レース』が開催されました。2台のTOYOTA GR010 HYBRIDは、予選1位、2位を獲得しフロントローを独占して決勝スタート。
スタートからまもなく、後方から他車に追突されスピンした8号車は大きくポジションダウンし、序盤から大きな困難に直面することになります。タイヤの摩耗に苦しみながらトップ6をキープする中盤、2度のセーフティカー導入により各車間のギャップが縮まり18台のハイパーカーの争いがリセットされます。
残り1時間半セーフティカーが解除され再スタートが切られた時、8号車は10位に順位を落としていましたが首位との差はわずか15秒。8号車はそこから驚異の追い上げを開始、次々にライバルを追い抜きピット戦略も功を奏し最後のピットストップを終えた時点で2位までポジションアップを果たします。首位との差をみるみる縮め、残り30分となった頃首位を奪取。
その後もハイペースで周回を続け、後続を引き離しBAHRAIN戦10度目となる優勝を果たしました。
TOYOTA GAZOO Racingは、今回の優勝で逆転により6シーズン連続となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。
チーム・スタッフの皆様おめでとうございます。
皆様にお使いいただくロードホイールとレーシングホイールの区別なく開発・製造する私たちの挑戦は、次の戦いに向けて続いています。
ファンの皆様、引続き応援よろしくお願いします。
TOYOTA GAZOO Racing. GR010 HYBRID
BAPCO ENERGIES 8 HOURS OF BAHRAIN
World Endurance Championship 2024 Rd.8
2nd Nov. 2024
Bahrain International Circuit