8月24日、SUPER GT第5戦『SUZUKA GT 300KM RACE』が鈴鹿サーキットで開催され、今期開幕から全勝を続けるライバルの連勝を止め23号車 MOTUL AUTECH Zが勝利を飾りました。
予選Q2 2番手(23号車)、3番手(3号車)、僅差でトップは逃しましたが5番手まで4台のNISSAN Zが続き上位を占める速さを発揮し、これまでの4戦とは違う展開に期待が高まります。 午後3時30分決勝スタート。首位とのギャップは1秒以下、テール・トゥ・ノーズでファステストラップを刻み追いかける23号車と続く3号車。18周を終え、23号車はドライバー交代、タイヤ交換、給油のため首位のライバルに続きピットイン。ピット作業のスピードで勝った23号車は、トップでレースに戻ることに成功。続いてピット作業を終えコースに復帰した3号車は、まだタイヤが温まっていないアウトラップで背後に迫るライバルを抑えきり2番手に浮上しました。
その後、ライバルのピットアウトでオーバーカットされポジションを落しましたが、順位奪還を狙い攻めの走りを続けます。後半、トップを走る23号車は安定した走行で2番手とのマージンをコントロールし周回を重ね52周のレースを制し優勝。 3号車も迫る後続を抑えて3位となり、昨シーズンから新たなタイヤの特性に合わせてチューニングを施した専用ホイールRW-GT500 AF24を装着するNISSAN Z NISMO の2台が表彰台に上がりました。
見事にハマったセットアップによる復活勝利でホイールのパフォーマンスが証明されました。ホイールは、タイヤからのインフォメーションをドライバーに伝える重要な部品です。実戦で確認された性能が、皆様に購入いただく弊社の鍛造ホイールにノウハウとして常に活かされ続けます。