11月8日 WEC世界耐久選手権最終戦の第8戦 『 BAHRAIN 8時間レース』が開催されました。過去8年連続優勝を果たしコースと相性の良いGR010 HYBRIDの2台は、予選ポールポジションと2番手の今シーズン最高の予選グリッドを獲得し決勝に臨みました。

2台のGR010 HYBRIDは、異なるタイヤ戦略で序盤から首位を守りつつ、ポジションを入替ながらレースをリード。レース後半、8号車にドライブスルーペナルティが科せられ、9番手まで後退を余儀なくされるものの、ライバルとの激しいバトルを展開しながら順位を上げていきます。

残り1時間を切ったところでセーフティカーが導入され、残り32分で再スタートが切られると7号車は首位を守り、2番手の8号車はテール・トゥ・ノーズでの猛攻を受けながらもポジションを堅守し、2台のGR010 HYBRIDが1-2フィニッシュ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この勝利により大量得点を得たTOYOTAチームは、マニュファクチャラーズランク2位にランクアップし2025年シーズンを締めくくりました。

5シーズンに渡り使用されたGR010 HYBRIDの2026年エボ・ジョーカー* が先日発表されました。アップデートされた車両で新たに参戦するチーム、ライバルに立ち向かいます。

皆様にお使いいただくロードホイールとレーシングホイールの区別なく、開発・製造する私たちの挑戦も次の戦いに向けて続いていきます。ファンの皆様引続き応援よろしくお願いします。

＊ハイパーカークラスの車両は参戦開始後一定期間新規開発が原則禁止。ただしFIA / ACOの許可を得ることで最大5つの車両の変更を行うことができます。

TOYOTA GAZOO Racing. GR010 HYBRID

BAPCO ENERGIES 8 HOURS OF BAHRAIN

World Endurance Championship 2025 Rd.8

8th Nov. 2025

Bahrain International Circuit